Tomcatが含まれているEclipseは4.5 Marsまで

林です。

筆者のWorship and Adore(尊敬と憧れ)の対象であるMagnificent(偉大)な技術者の先輩先生が名乗っておられるので、筆者も名乗らないわけにはいかなくなり、前回より名乗ることにしている。

ちなみにWorship and Adoreとは、有名なジャズのスタンダード”Fly Me To The Moon”の歌詞からの引用である。

以下、本題。

先週、2年生のサーバサイドプログラミングの授業でサーブレットの実行環境を構築してみたところ想定外の事態が発生し、思いの外てこずったので、ここにその経緯を記録しておく。

筆者が今年の2年生の指導を担当するようになったのは昨年の10月からである(つまり彼らが1年生の時の後期からだ)。

従って、筆者は彼らの開発環境の構築は担当していない。

指導を担当するようになった時に彼らの使用しているPCを見たところ、Eclipse Pleiades All in Oneが入っていた。

これならEclipseにTomcatが含まれているので2年生になった時にサーブレットの開発環境を構築するのは楽だなと思っていた。

先週、いよいよサーブレットの開発環境の構築、つまりEclipseに含まれているTomcatを動かそうと試みたところ、Eclipseの設定ダイアログにTomcatが無い。

Googleで検索したところ、彼らの使っているEclipse 4.7 OxygenというバージョンにはTomcatが含まれていないことが判った。

つまりこれは、Eclipseとは別に後からTomcat Pluginをインストールしなければならないことを意味する。

それは少々面倒なので、1世代前のバージョンであるEclipse 4.6 Neonをダウンロードしてインストールしてみたところ、このバージョンにもTomcatが含まれていなかった。

仕方が無いので更に1世代前のEclipse 4.5 Marsをダウンロードしてインストールしてみたところ、ようやくTomcatが含まれていた。

いろいろ調べてみたところ、どうやらTomcatが含まれているのはEclipse 4.5 Marsまでであり、Eclipse 4.6 NeonからはTomcatが含まれなくなったとのことである。

All in One(全て一体になって)と名乗っておきながら、これでは「看板に偽りあり」なのではないだろうか?

Eclipse財団とApacheソフトウェア財団の間でTomcatを含めることが出来なくなるような利害関係の衝突でもあったのだろうか?

事実関係は不明だが、いずれにしても、統合開発環境におけるこのような大きな変更はユーザにとって非常に不利益であると言わざるを得ない。

願わくは、再度TomcatをEclipseに含めて頂けるよう、ご検討頂きたい。